青柚子のマーマレードを作ってみた!
皆さん こんにちは!NYAO先生です!
本日はいつもの語学のお話は小休止で、NYAO先生の日々つれづれ
季節のお話。
今回は、庭の「柚子からマーマレードを作ってみた」の巻~笑
先日うちの子NYAOがバイト先(といっても親戚のおうち)から、獅子柚子の自家製マーマレードをいただき、持って帰ってきました。へ~獅子ゆずって食べられるのねえ・・・あ、柚子だもんね?と感心しつつ、そのマーマレードも堪能させていただいたのですが・・・
あれ?
あるじゃない?
うちにも柚子の木が!
とこちらが野性味あふれる我が家の柚子
と今更のように気づくNYAO先生。
そう、うちの駐車場にはゆずの木がございまして。
いつも実がなっていることに気が付かず、黄色く色づいてきたころようやく
「あー、ゆずが実ってるわ~」と思う程度。そしてその色づくのが鍋の季節なので、
「あ、そういえばポン酢切らしてるわ~」
と思った時に、ちょっと取りに行くものの、そのころにはだいぶ水分抜けており、ポン酢代わりになるほど果汁がなく笑
「あー、せっかく実ってるのに、うちの柚子ときたら、役に立たなかったな~」
と思っておりましたが、、、、
そんな矢先に、子NYAOが親戚のうちから「獅子ゆず」のマーマレードをいただいてきたのです。
と獅子柚子知らないかたはこちら。
大きいんですよね。だから食べるものと思っていなかったのですが、、
マーマレード好きの子NYAOは、そのマーマレードを大喜びで食べている。
へ~、、、、!
あれ?獅子柚子で出来ちゃうということは、、あら?うちのあのユズで作ってみちゃう??
マーマレードを?
ということでうちのゆずの木を見てみると、、、、
まだ青い。
まだ早いかあ、、、と思った矢先、NYAO先生は知ってしまった。
青いユズでもマーマレードができることに!
ちょっと色は悪いらしいけど、できそう!
じゃ、やっちゃう?
作っちゃう?
とまずは果敢に柚子の木から柚子の実を採る。
いた~い!
ちょっと!
さすが柑橘系!
あるじゃないの!とげが!
あー!いてて!大きな実は枝が邪魔してとれない!
けっこう鋭いんですのよ、奥様!(←誰?)この柚子ちゃんのトゲ。
かわいい名前なのに、トゲはかわいくない!!
こいつ!!私に採らせない気だな!!と戦闘モードに入るNYAO先生でしたが・・・
結局トゲに阻まれ、あえなく撃沈。
手前の方にある小さめの実で我慢することに。
と採ってきた柚子がこちら。
あらま、自然放置しているからか、非常に表皮がきたないわ~。
ま、無農薬だし、汚いところは削って・・・
いろいろレシピを検索し、とりあえずはこんな感じの量で。
(材料)
柚子1kg
砂糖 500~600g
あ、これだけ?
はい、ジャムって果物と砂糖だけよね。
でもって皮と実にわけてみた
汚いところとったら、、、あれ?皮少なくない?(笑)でもって、皮ですからね、横にあるのはワカメではなく笑
皮は白いところは取るということで、薄―く皮をむいた結果ではあるんですけど。
そして今度は皮を千切りして・・・
とここで刻んだ柚子の皮からは、なぜか黒っぽい汁が・・・
なに?何なの?見る間に刻んだ皮たちは、黒っぽくなっていく…
なんで??
これ、もしかして「酸化」ってやつ?
とにかく煮ればなんとかなる!
と先に進むNYAO先生。どんどんすすめ~~!
はい、そしてまずは皮をゆでこぼすこと3回。(ん?黒いぞ??)
その後果実は絞り、種はお茶パックに入れて果汁と砂糖と一緒に皮を煮ると。
で、煮始めたところがこちら。
いや~~~!
もう黒い!
なぜ?なぜなの~??
そして汁は煮ても煮ても
サラサラ・・・
目を離すと、いつの間にか、お茶パックに入れた種とともに、刻んだ皮たちも
お茶パックの中に!!
いやーー!
出てきて~!
と急いでお茶パックから皮を出すNYAO先生。
あ!
あっつーーーーい!
とパックから手を離した瞬間、お茶パックの中に入っていたはずのタネが鍋の液体へとなだれ込む!!
きゃーー!
種をパックに入れた意味が!!!!
泣きそうになりながら熱い鍋からひたすら種拾いをするNYAO先生。
・・・もう、コントか!?コントなのか!?
一人で大騒ぎしながらも時はたっていく。。。
そうこうしているうちに、どんどんブクブクと煮立つ鍋の中身。
「とろみがついたら種は取り出す」
って・・・サラサラよ?
まだね!なかなか種は取り出せない!
レシピでは15分から20分ほど煮てできあがり♡
とあるのに、20分たっても・・・30分たっても・・・1時間たっても
さらさらのまま!!
どうしてなのーーーー!!!
とまたここでネット検索。
すると
「酸が強すぎるため柚子のマーマレードは糖度を60%以上にしないと固まりません」
!!!!!
はやく言ってよ~~!
「60%になるまでひたすら煮詰めましょう」
ですと。
ひたすら待つこと2時間近く。
そんなこんなスローな時間を費やし、煮詰めた結果がこちら。
黒い。
黒すぎる。
黒光ってる!
こんなの私が知っているマーマレードではないーー!
でもお味は
あら、柚子よ!
とても・・・
おいしいじゃないの~~!
結果オーライでした。
そして、さきほど調べた「煮詰める」くだりの続きに目をやると
「糖度が低い場合はゼラチンで固めます」
・・・・なんと。
最初から言ってよ!
ゼラチン使うって、最初から教えてほしかった~~!
と早とちりの多い性格がこういうところでまた発揮されたのでした・・・
ということで次回はまだ枝になっている柚子が黄色くなったら再度、「ゼラチン」を使用して(笑)チャレンジすると決めたNYAO先生でした!
マーマレードっていうと、イギリス人が朝食に紅茶とともにトーストにのっけて食べているイメージなんですよねえ。優雅な感じで。
そんなイギリス英語を聞くことができるのもこちら↓
イギリス英語で語りかけてくれているのは、録音当初まだ16歳の女の子でした。
お母さん譲りのQueen’s Englishでマザーグースを聞かせてくれますよ!
ではまた遊びにきてくださいね~!
NYAO先生でした!
早期英語教育という視点で考えるRADWIMPSとONE OK ROCK
皆さんこんちわ!
英語と絵が大好きなNYAO先生です!
本日取り上げるのはNYAO先生が思う
「英語のうまいアーティスト」3組!
でございます!
まずエントリーナンバー1番!
では、まずはお聞きいただきましょう,野田さんの英語
はい、いかがでしょうか。
流れるような英語。
普通に話してて英語ができるなって人は結構いますが、歌になると、出るんですよ、音の差が。
でもって私の友人アメリカ出身のFくん♂とMちゃん♀
(いずれも20代 生まれも育ちもアメリカ)
という二名に彼の英語を尋ねたところ・・・
Fくん
「RADWIMPSいいよね!彼の英語もきれいだね、まあ、NATIVEではないと思うけど。でも音楽性が日本のバンドとはちょっと違うって言うか・・・とにかくいいね!」
とのこと。
また、Mちゃん
「RADWIMPSだいすき~♡ 英語はねえ・・・うまいんだけど・・・ところどころ英語、何言ってるかわからないところもあるかな」
・・・・・!なんと!
こんなにうまいと思うんだけど、Nativeではない、と思うんだ・・・
ということで、野田さんの経歴をWikiで調べると幼稚園年長さん(5歳から6歳?)から10歳までアメリカで過ごされたのだそう。
アメリカ滞在歴5年くらいか。
とにかく幼少期でのアメリカ生活、ということがわかります。
続いてこちらも人気なアーティスト 森内貴寛さんこと
ONE OK ROCK TAKAさん!
こちらも極めてスムーズな英語に聞こえますが・・・
その音楽をFくんとMちゃんに効いてもらったところ・・・
Fくん「いやいやいや、これはNativeではないね。ありえないよ」
Mちゃん「んー、何言ってるか、わからないところが多いな。・・・Wait a minute,これ、英語?」
・・・そんな?
はい、TAKAさんに限っては、wikiによると、長期の留学経験は無し、らしいです。
それでこのレベルはすごいのではないか?とNYAO先生は思います。
で、最後!
MAN WITH A MISSION
はい、彼に関してはこちらでどうぞ。ギター弾きながら歌っている彼。
インタビュー画像もこちら。
いやこれは本物!
と、思いこちらもFくんとMちゃんに確認。
F君「Nativeではないかと思うけど、本当にレベル高い。本当に上手な話なれている英語。自然だね。すんごい上手だね!ってレベル」
Mちゃん「He’s good! 彼の英語はわからないところは全くなし。」
とのこと。今回ご紹介した3組のアーティストの中ではダントツ一位!と二人が太鼓判を押していました。
ただジョニーさんに関しては、wikiによると「エレクトリックレディーランドと呼ばれる地球の最果てで、天才生物学者であるジミー・ヘンドリックスによるマッドサイエンスの結果生まれた生命体とされる」とのことで、英語はデフォルトで入っている設定らしいので、帰国子女とかそういうことではないということになっています笑
しかし、彼の英語を聞く限り、幼少期から、かなりの年数を英語圏で過ごされたのではないか?と思うわけです。インタビュー映像を見た限り、彼の英語力は小学生頃に日本へ帰国したレベルではない気がします。小学生頃に帰国したら、英語は小学生当時の英語で止まるわけで。従って、ある程度大人の会話ができるようになってから帰国したのか、それとも帰国してからもアメリカンスクールに通っていたり、本人が相当な努力をして維持したのか・・・とNYAO先生の想像は膨らみます笑
・・・と思っていたのは私だけではなく、私が「英語うまいアーティスト」と捉えていたこの3組をちょうど取り上げている動画があったので、そちらをご紹介。
やっぱりね~!
NYAO先生の耳に狂いはなかったのだ!!
ということで、野田洋次郎さんに関して言えば6歳くらいからの数年間を英語の環境で英語を学んだレベル、ということになります。
野田洋次郎さんとTAKAさんを比べた場合、やはり「音」に関して言えば「早期英語教育」って大切なのかなと思ってしまいます。
でももう大人になってしまったよ!英語は手遅れか!?と思う人こそ勇気づけられるのがTAKAさんの英語ではないでしょうか!Nativeも唸る英語のうまさを臨界期以降に身につけたTAKAさん!ある意味本当に尊敬に値しますよね!相当な努力をなさったことと思います。
FくんやMちゃんのほかにNYAO先生には日本人とアメリカ人とのハーフのCくんという友人がいます。彼は3歳から12歳までアメリカで過ごし、その後中学からはずっと日本の公立校で教育を受けたそうなのですが、彼の英語はアメリカ人曰く「完璧ネイティブ」レベルだそうです。
日本に帰国してからは、必死にネットで英語の記事を読んだりして英語力を保ったとのこと。10年のアメリカ生活があっても、継続して勉強する必要はあるんですよね。
やはり語学って
地道な継続した練習が必要なんですよね。
・・・ってこれは反復横跳び・・・
はい、気を取り直して・・・
前回の記事でお伝えした通り、人間は生後10ヶ月を境に様々な音を聞き分ける能力が落ちて行くので、音に関して言えば年齢が低いほどよい!という早期英語教育の大切さはおわかりいただけるのかなと思います。
また、音がきちんと聞き取れてないと,正しい発音もできず、発音がしっかりできなければMちゃんが言うようにNativeからは
「何言ってるかわからない~」
と言われてしまうようになるという・・・・やはり音って大切。でも、地道な努力って子供にとっては厳しい・・・
鬼の形相で親に「英語勉強しなさい!」といわれたって
うっかりしたら
トラウマに・・・・
やはり子供たちは楽しくないと続きませんよね!
そんな気持ちから生まれたのが今回のNYAO先生の絵本
「ABC・・・?」
読み聞かせを行うのはハードルが高い・・・というお母様方。
こちらのアニメーションだけでも子供たちは楽しめますよ!
そんな「ABC・・・?」インスタのDMにて先行予約受付中!
NYAO先生でした!
また遊びに来てくださいね~!
英語絵本「ABC・・・?」のご紹介
本日はNYAO先生の渾身の英語絵本
「ABC・・・?」
をご紹介いたします!
コロナのパンデミック状態が続く中、
親子英語の活動を年数回行っている子育て支援センターでもその英語活動自体が様変わりしました。
参加者のマスク着用と
何をするにも
消毒・消毒・消毒
そしてまた
消毒
一人一人に触らせる教材も極力控えて
手もつなげない
読み聞中心にして・・・でもそれだけでは子供たちの集中は持たないし・・・
などなど
いつもたくさんの方にお申し込みいただく英語活動ですが
一回の人数も減らさざるを得ず
わいわいやるはずが、毎回少人数精鋭(!?)のメンバーのみが参加できるようになり。
そして、その中でお母さんたちから聞くのは
「子供とおうちにこもりっきりで・・・」
・・・ですよね。
ただでさえ、子育てって孤独なりがち。
そんな時ママともとの他愛ないおしゃべりとか情報交換で救われることって多いのに
なかなかそんな時間も持てないとか
それって
つらい! つらすぎる!
なんとかおうちでもお子さんと楽しく過ごせるコミュニケーションのツールとなるようなものを作り上げられないかな・・・
そんな気持ちは常に持ち続けているNYAO先生です。
その活動の事始めとして、児童英語の先生という特殊な領域ではありますが、そこに10年以上身を置いたものとしてできることって何だろう?
児童英語に携わる方々、そして何よりお母さんと子供たちがおうちで笑顔になれるような、そんなものを作り上げたい!
と誕生したのがこの絵本。
「ABC・・・?」
私たち日本人は日本という国において日本語で暮らしている限り、英語を学ぶモティベーションをあげるのはとても難しいと思います。
加えて語学の勉強って、1,暗記 2,反復練習 3,実践
の繰り返しが必要。
そんな地道な苦労を、継続するって、本当に苦痛ですよね。特に集中力が大人に比べて未熟な子供たちには、楽しくなければ無理!
そして何より日本語と英語の違い。
まずは、当たり前ですが、英語の音って、日本語と違う!
日本語の母音は「あいうえお」の5つであることに比べ
英語の母音はなんと
5倍以上ある!
と言われているそうです。
それを幼いうちから聴き慣れていないと当然ながら年齢を重ねて行くにつれ、だんだんに聞き取れなくなっていきます。
また、「あいうえお・・・」と発音してそのまま言葉になる表音文字である「ひらがな」と比べ、英語はアルファベット同士を組み合わせて初めて言葉として成り立って行きます。
だから、その仕組みを身につけて行くには時間がかかりますし、子供がそれを身につけていくためにアメリカではPhonicsという学問が開発されたわけで。
ただ、そのPhonicsを淡々と勉強するのは本当に退屈・・・
そこでNYAO先生は考えました!
そうだ!
文字に語らせちゃおう!
NYAO先生の絵本「ABC.・・・?」シリーズでは、文字がそれぞれに持つ音で生き生きとコミュニケーションをとっていきます。
AにはAの音、BにはBの音があります。
例えば「Aさん」のコミュニケーション手段は「A」の持つ
の音のみ。
でもそれがCさんと組み合わさると・・・?
というお話。
どうやって読んでいくのかは、こちらの動画を参考にしてくださいね!
ということで、この絵本「ABC・・・?」
2021年10月1日よりの販売となります。
ご興味のある方は、instagramのDMにてご連絡お待ちしております!
本日はここまで!
NYAO先生でした!
また遊びに来てくださいね~!
早期英語教育って必要なの?
自宅の周辺を散歩していたら、キンモクセイのよい香りが漂ってきました。そんな季節になりましたね~、NYAO先生です。皆さんお元気でしょうか?
さて、本日のお題は「早期英語教育って必要なの?」
「やはり早くから英語は習わせた方がよいんですよね?」
「何歳くらいからやったらよいのでしょうか?」
子育て支援センターで催しものをするたびに、初めて会うお母様方からよく受ける質問です。熱心な親御さんほど本当に真剣に悩まれていらっしゃいます。
そんな質問を今回、NYAO先生なりに考えて行こうと思います!
まず、一番最初の質問
「やはり早くから英語は習わせた方がよいんですよね?」
というもの。
それに対してNYAO先生がいつも答えるのは・・・あくまでNativeと同じ発音の習得にこだわる!というのであれば・・・
と答えます・
といっても、繰り返しますが、
Nativeと同じような発音にあくまでこだわる!というのであれば、です。
というか、何事も若いうちに始めて損はない!!と思ってしまうのは私だけか??
いえいえ、年を重ねることでわかることもたくさんありますし、経験がものをいう部分もたくさんありますよね。
如何せん様々な一つ一つの音、つまり「音素」なるものを聞き取る能力に関して言えば、脳科学的根拠に基づいて言わせていただけるなら YES なのだと思うのであります。
何しろ人間が様々な音素を聞き取れる能力は生後10ヶ月までで、それ以降は徐々にその機能が衰えていくというデータが出ておりまして
参考になるのがこちら
パトリシアクール先生のこのTEDでの発表は、有名ですよね。
いや、若いって素晴らしい!(決して若者至上主義ではなく笑)
特に覚えがよいし、忘れにくいし!
なにしろ若いって美しいじゃない?笑 私だって若い頃は美しかったかも!ってNYAO先生の若い頃を知らない人の前では無責任に言いたい放題です!
いえ、年を重ねた美しさもあるんですよ?でも、若いと、「若い人の肌質」と一緒で吸収力が違うと思うんですよね。。。って語学からなぜか美容ネタに生きそうなので、そんな蛇足はここまでにいたしまして。
でもそういう内容を見て、
「ひー!うちの子は生後11ヶ月だわ!大変!どうしよう!」
と焦る必要も全くないとも思います。というのも、前回NYAO先生が書きましたように、日本という国で暮らしていく限り日本語中心になるのは自然な成り行きですし、ある程度理解力が高くなってからの方が学習の進みが早いということもあり。。ただ、ある程度の年齢までに語学の学習をしたほうが、吸収力も高いですし、いわゆる臨界期までに英語を身につければNative並みの英語が身につく可能性もなきにしもあらず。
とにかく、音の聞き取り能力に関しては、確かに幼い頃から行うのはありかな、大切かなと思います。また、音、発音って本当に大切なんです。。。
その発音に関してはまた後日別の記事で語らせてください!
そして次の質問
「何歳くらいからやったらよいのでしょうか?」
にもリンクすると思うのですが、そのご家庭の事情もあるでしょうし、一人一人の能力やら家庭の事情もあると思いますので、一体何歳から始めればよいのか、という答えは、NYAO先生的には、
はっきりした答えは出せないな、というのが本音です。
というのには、ざっくり大きく分けて“3つの理由”がございます。
理由その1
学習の継続が必要だが、大変だから
大変だからって、あなた・・・と突っ込む声も聞こえますが、、
先ほども申し上げたように、早くから始めるに超したことはないとは思います。が、その分、継続する道のりも長くなりまして。
何しろ語学、いえ、勉強に終わりなんてないと思うのです。
我々人間は、毎日毎日学んでいることを意識せずに日々生きているのではないでしょうか。
英語に限らず、いろんなことを学んで生きてますよね?
例えば
「あ、今日初めていったあのお店、つまらなかったからもう行くのやめとこ。」
これも学び。面白くないって理解したから行かないんですよね?学んでますよね。
でもそうした無意識の継続ではなく、普段使わない語学の勉強を意識的に継続するって相当な努力が必要となると思います。子供一人で継続するって年齢が低ければ低いほど難しい。
また、語学の勉強を早期に始めた場合、早く始めた分、続けないと意味がなく、(覚えるのも簡単だけど、一方簡単に忘れますしね)しかも低年齢であればあるほど、親がその学びに関わる時間も長くなります。それを親子で苦痛と思わないかどうかだと思うのです。そして英語教室に通わせるのも時間とお金がかかりますしね。。。それってNYAO先生は大変だなって思うわけです。
そして
理由その2
英語に触れる時間の不足(日本在住の場合)
もし週1回1時間の英語教室に通わせたとて、英語に触れるのは月に4時間。そして英語教室って大体において年間40時間程度なんですよ。それって一日24時間英語圏で生活することに換算すると、たった2日間程度ですよね。
たった2日。
2日で英語が話せるようになるのか!?
日本語が母国語の方がこのブログを読んでくださっていると思うのですが、その母国語の日本語が話せるようになるまで、つまり母国語として運用できるようなるまでに、どれくらいの時間を費やされたでしょうか。
6年です。6年くらいかかっているのです。小学校に上がるようになるころには母国語としてその幹の部分が育っていると言われます。それまでに6年かかっているのです。
いやいや、今度小学校でも英語始めてるわっ!て言うんでしょうけど、それだって毎週1,2時間やったとしてもあと数日増えるくらいなものですよね。
つまり、圧倒的に外国語に触れる時間は足りていないのです。
また、英語ってその場限りで楽しくやればいいわけではなく、使いこなすようになるまでには、1,大量に聞く 2,覚える 3,その覚えた言葉を状況に合わせて使う
という反復練習が必要になるわけです。もう筋肉運動、アスリートと一緒。
つまり、語学は一日にしてならず!
という体育会系の日々の努力が必要となってくるわけです。
だから、
「聞き流すだけで簡単に英語が身につく!」
とか
私は懐疑的に見てしまいますが。
はい、そして3つめ。
理由その3
語学習得へのモティベーションの不足
そして前回の記事にも書いたように
語学の習得=命がけで覚えるもの
なので、日本の環境にいる限り、英語を使わずに生活できてしまうため、Nativeのような英語の運用力を日本にいて習得するには、血のにじむような努力が必要になるのでは?と思ってしまいます。
えー、それって無理じゃない!!
いやいや、中にはいらっしゃいますよ!日本にいながらにして、そのような時間とお金をかけて努力なさっている方々を知っております!本当に尊敬!と素直に思います。
いや、本当にすごいことですよ、子育てだけでも厳しい環境なのに、そんな中で英語も!だなんて。
しかし!
こんな子供英語の先生をしているにも関わらず、NYAO先生はあえて!言わせていただきたい。
ぐーたらな私には
自分の子供に限っては
親子そろって苦しい努力は無理!
無理なのよ!
子供英語の先生だけど、NYAO先生、自分の子供の「子NYAO」にはそんなこと、無理だったのよ!
とうとう無理なまま、子NYAOは英語の話せない大学生になっちゃったのよ!笑
(ただ、音は継続して聞かせていたため、発音だけは美しいという・・・)
なので、思い切ってここは発想を切り替えることにしました。
NYAO先生は、
外国語の音を親子で楽しむ!
そこから始める!ということを提案させていただくことにしたのです!
思い起こせば数十年前、NYAO先生が英語に興味を持ったのは、英語そのものの音の美しさに興味を持ったことがきっかけでした・・・
だから、
音に興味を持つ
そこからのスタートでいいのでは?と自分と、自分のようなお母さんたちを甘やかすことにしたのです!!!
というのも、
必死で鬼の形相でやらせる、
とか、
とにかく詰め込む!
もしくはただ子供だけにやらせっぱなしにする!
ということでは続かないし、楽しくないですよね。
やはり無理なくやること、
楽しくないと続けられない
と思うのです。
とにかく慣れ親しむこと、聞き取れる可能性を楽しく広げる!ということでええんちゃう!?という甘々な考え
そうなの?プロでさえもやっぱりそうなの?じゃ、一体楽しむってどうしたらよいの?と真剣に、絶望感にさいなまれているNYAO先生のようなあなたに朗報です!!
そこで立ち上げたのが
「BABILINGUAL~多言語聞き流しサイト」
・・・・って、それってさっきあなたが「懐疑的です」といってた「聞き流すだけ」なのかい!と突っ込んでいただいて結構です!
だって赤ちゃんとお母さんたちが外国語の音に楽しく慣れ親しむことの「とっかかり」なので!わたし、これを聞くだけで
「ペラペラになる」
なんて一言もいっておりませんから!笑
ということで、
「BABILINGUAL~多言語聞き流しサイト」
では、10カ国以上の赤ちゃん向けの手遊び歌や童歌を聞くことができます。しかもプロではなく、普通の人が子供に歌うように話しかけてくれるのです。ときに調子っぱずれな歌もありますが、それでいいんです!だってやってる人たち楽しそうなんだから!笑
だって、普段の言葉って必ずしもみんなプロの歌手や声優さんみたいに歌えたり、話しているわけではないし・・・
という、とにかく普段着な音にこだわって作りました!ぜひまずは無料登録を。2カ国語まずは登録だけで聞くことができますよ!
この録音に参加してくれた人たちは、みんなNYAO先生の友達と、その子供たちやら、友達の友達は皆友達だ!という人ばかり。快く、しかも楽しく「こういうのに参加するの、うれしい!」と録音に参加してくれました。それが一番大事かなと思っています。
そしてさらにもう一つ!(まるでジャ○ネットた○たのCMのようですが)
音に慣れ親しむ土台を作るためのNYAO先生の絵本はこちら「ABC・・・?」
10月1日販売予定です!
コロナのパンデミックでこの先もどうなるか不透明な今、おうちで少しでもお母さんとお子さんたちが楽しく過ごせるようにと工夫したものをぜひ一度お試しくださいね!
何しろ毎日を楽しく過ごしたいですね!
おうちで楽しく!
NYAO先生でした、また遊びにきてくださいね~!!
日本の英語教育はそんなにダメなのか!?
東京オリンピックもパラリンピックも無事(なのか?)終了し、コロナのおかげで緊急事態宣言かではありますが東京にもこの緊急事態宣言下での日常が戻ってきています。
以前、外国語専門学校や外国語大学で先生をしていたNYAO先生ですが、広報活動をたくさんやらされてまして。
その際、どの学科の先生も
「東京オリンピックがやってきます!外国人もたくさん東京にやってきます!だから英語が必要なんです!」
と念仏のごとく繰り返していました。
その決まり文句のオリンピックが終わった今、一体何を売りにするんでしょうか。。。
皆さんこんにちわ。
オリンピックのチケットは全部外れてしまったことはある意味ラッキーでした、と思っているNYAO先生です。
さて、そんな学校で先生をしていたNYAO先生ですが、今もそして昔もずっと言われた
「日本の英語教育はだめだ」
とか
「中学高校とずっと英語を勉強しても全然身につかなかった」
とか、
学校の英語教育がよくない
という話はよく聞きます。
こんな英語教育では英語は使えるようにならないから、オリンピック前に
本物の英語力
をこの学校で身につけましょう!とか。
そんなに日本の中学・高校の英語教育ってよくないのか?
かくいう私 NYAO先生も英語を勉強したのはほとんど日本において、です。
今私が第二の自分の言語として使っている英語の土台は日本の英語教育によるものです。
あのときに嫌々だったけどテストやら受験のためにたたき込んだ英単語やら文法など、(実際先生が言っていたことと違うことも多少ありましたが)すべてこの土台があるからこそ今英語を使うことができています。
ではなぜ日本人は英語にそんなに苦手意識があるのか。
そして、本当にそんなに英語力はないのか?
NYAO先生の務めてた大学やら専門学校にはものすごい英語力の高い先生たちがぞろぞろいましたし、超高学歴の先生でも非常勤で食いつなぐ先生たちがたくさんいたため、日本人って英語できる人多いよなって思っていたのですが・・・その英語教育業界の話はまた別問題として今度語らせていただくとして。。。。
日本人の英語力って実際のところ、どうなの?と調べたところ、
こんなデータが!!
世界最大の英語能力指数ランキング 「EF EPI英語能力指数」において、2020年日本はなんと55位。
数値にまで出てしまっています。
では英語力が高い国々ってどんなところでしょうか。トップスリーを見てみると
ということで、いずれもヨーロッパ・スカンジナビアの国々がならんでますね。
昔、留学先の語学学校で仲良くなったイタリア人が「北欧の人は英語がうまいのは当然だよ。この間スウェーデンに仕事で行ったけど、現地のテレビは英語の放送ばかりだったもん。あれでは英語を理解できるようになるの当然でしょ」と嘆くようにいっていたのを思い出します。
ちなみに、そんなイタリアの英語力は世界30位。
とにかく英語力の高い人のいる国は、地続きなんです!
そう、道を隔てれば別の国。別の文化と言語がある国があるという土地柄に住んでいるんですね。
だから、自分の言葉以外の言葉も話せなければ「生きていけない」状況にいることもあると思うのです。
自分の国だけでは仕事がなくて、一つ通りを隔てた外国で仕事をする必要もあるでしょうし、学校だってその状況下では外国語で受けるかもしれない。
つまり、外国語を身につけること=生き残ることなワケです。
生きるために・・・であれば必死で覚えるでしょう。
ESFとEFLの違いのようなもの。
ESL=第二言語としての英語 と EFL=外国語としての英語
前者ESLでは自分のうちから一歩外に出たら英語の世界という状況で英語を学ぶわけで、当然前者の方が圧倒的に必要度が高いわけです。自分たちもなぜ日本語を身につけられたのか。それは生きるためです。生きるために日本語を身につけざるを得なかった。ESLの環境下は英語を話さなければ生き残れないという状況に追い込まれるため、命がけで英語を学ぶわけで、当然身につける目的意識が違います。しかし日本で英語を学ぶことはEFL=外国語としての英語なわけで、使うかどうかもわからない状況で言語を学ぶわけで。それってよく子供たちが英語の先生に聞く「なんで英語を勉強しなきゃいけないの?将来僕なんて英語使わないよ」という質問にリンクするわけです。
そこで首都圏にいる先生たちは「ほら、東京オリンピックがくるでしょ?外国人がたくさんくるから英語やっておきましょ」という常套句を使っていたかもしれません。が、そのオリンピックもこんな形で終了。
今後の常套句は何でしょう?Youtuberになって世界とつながるようになるから?って?笑 まあ、それも悪くありませんが。
そもそも日本人は生きるために外国語を身につけるような状況にいるのでしょうか。観光地に住んでいるような人は時に英語で道を聞かれることもあるでしょうが。。。東京のど真ん中で仕事しているNYAO先生だって外国人に道を聞かれることは年に何回あるかしら。普通に生活していて英語を使わなければ生きていけないということはほとんど感じないのではないでしょうか。
そういう人も中にはいるでしょうけど、ほとんどの人は日本語だけで事足りて生活しているのではないでしょうか。日本人は生きるために必要な日本語は命がけで身に付けてきましたが、日本語だけで産業も成り立ってそこそこ豊かに、しかも平和に暮らせているわけで、それ以上いらないというある意味幸せな暮らしができているのです。
英語を学ぶこと=学校の勉強 という域を超えないという現状があるのだと思います。
であれば、その域を超える英語、つまり「運用する英語」力を身につけるのは本当に大変なことになるのは当然ではないでしょうか。
日夜その状況を打破すべく、日本の英語教員たちは今日も戦っているのでしょう。
だから、あまり日本の英語教育業界は責めないであげてください!だって英語を学ぶモティベーショが育たない環境なのだから!
使わないのに、「いつか使うときのために!」と勉強を継続できる人って本当に尊敬に値するという位だと思うのですよ。私は値が「サボり」体質なので、仕事でなければ到底そんなモティベーションは保てません。
しかも、子供に英語を学ばせる?
いや、私もその子供に英語を教える先生ではありますが、どうモティベーションを保たせるかって至難の業ですよ。
子供は・・・・楽しくなければ見向きもしない!!
あの手この手で子供たちが楽しくなるように工夫を凝らしてレッスンをしてきました。
ゲームをしたり
歌ったり
踊ったり。
英語を学ぶというよりは
NYAO先生に会いたい!
と教室に通ってくれる人を増やす毎日だった気がします。
しかしここへ来てやってきたこのコロナのパンデミック。
英語教室の様子も様変わり。
みんなマスクをしていて、大切な発音を学ばせるのに大切な口の形、舌の位置もはっきり見せられなかったり。
手をつないだりゲームをしたりも、本当に気を遣う世の中になりました。
親子で学ぶ、未就園児の親子英語クラスでは、子育て支援センターなどでいつもママ友を作っていたのに、閉鎖しているとか悲しい状況をたくさん聞くようになりました。
おうちに子供と閉じこもりっきりでは本当につらい日々も続きますよね。
こんな状況だからNYAO先生にできることはないのか、おうちでも楽しく英語を身につけられるように、と考え抜いた末に作り上げたのがこちら。
楽しみながら自然に英語の文字と音の関係がわかるようになることを目指しています。
またこの絵本の読み方・使い方をご紹介します!
ではまた遊びに来てくださいね~!
NYAO先生でした!
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子供に英語を教えたい人と、教わる子供たちのための絵本、作っちゃいました!
皆さん こんにちは。
NYAO先生です!
絵と英語の音が大好きで,とうとう自分でそんな「好き!」の気持ちを皆さんにお伝えすべく、英語の絵本を作ってしまいました。
なぜ絵本を作ったかというと、元々15年以上児童英語の先生をしていた私 NYAO先生ですが、英語を教えて中で、子供たちがそのクラスを通して英語を身につけていく姿を見ていくうちに、英語の「発音」の大切さ、そして「音と文字」を結びつけることが非常に大切と日々感じていました。そう感じつつも、それを自然に、楽しく伝えるような教材がなかなか見つからず、悶々とした日々を過ごしていたのです。そしてあるとき、「あ、それなら自分で作ってしまえ!」と気づき、自分で作ってしまった、というワケです。
絵本を作り始めた当初は,スルスルとまあアイデアが出てくる出てくる!
しかし!
問題はそこからだった・・・・
絵本の原稿を作ったはいいけれど、これって一体どうやって世に出すのか?
その原稿を見た児童英語講師仲間のNative Speakerの友人たちが
「それすっごくいい!自分のクラスで使ってもいい?」
といってくれたりで、その問題は少しずつクリアになりましたが、、、
じゃ、印刷するか?あれ?どんな形の本にするの?自分で製本までするのか。
でも、何冊も製本するって自分じゃ無理じゃない??
印刷屋さんに頼むのか?データ入稿?版下?どうやって入稿するんだ?
印刷はどの紙で?
色は?
原稿って手描きOKか?PDF?
え?トンボ?どうやってトンボつけるのか?
などなど本当に知らないこといっぱい!
しかも、どの印刷屋さんに頼む?おいくら?
もう謎だらけ、迷宮入り。。。。
そんなこんなでアッという間に時間が経過。原本ができあがってから1年以上の月日が流れてしまった・・・・
でも諦めずに続けた結果、いろんな人からの助言などのおかげで、ようやく完成にこぎ着けたのです!!
というわけでその絵本はこちら。
子供たちが「文字には音があるんだ!」、と自然にわかるようになる絵本を作っちゃいました!
どんな内容なのか、そしてどうやって読むのか、また次回ご紹介します!