コロナ下の親子英語クラス

コロナ下の英語活動で「フリーにはたらく」を考えてみた!

 

久しぶりの子育て支援センターでの英語活動を行ったNYAO先生です。

 

2歳児の親子英語クラス。

 

だいぶコロナ感染者の増加が収まってきているとはいえ、人数を少なくしての英語活動。いつもだと10組くらいは受け入れるのだが、3組から4組限定となっている。

 

12月ということもあり、今回はクリスマスを題材にレッスンを行うのだが、今回NYAO先生には迷いが2つほどあった。

 

まよいその1

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どのクリスマスソングを使おうか?ということ。

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自分の教室であれば、繰り返し教えられるので、いろんなクリスマスソングを使うこともできる。ある日は定番のクリスマスソング We wish you a merry christmasとかJingle Bellls

とか。

 

個人的にはFeliz Navidadが好きである。

ラテン調のクリスマスソングで英語とスペイン語の歌詞があり、明るくかわいらしい曲なので子供たちも喜んでうたって踊れる。

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今回はどの曲を使って英語活動をすべきか。

このFeliz Navidadを使うかどうか、迷いどころである。

日本で誰しもが知っている曲を使うか

 

もしくは

 

参加者にとって耳なじみはないが、せっかくの英語に触れようと参加してくれた人に一つでも新しい知識を持って帰れるように、その曲を紹介するか。

当日、両方の曲を用意して会場へ。

幼稚園の先生方と軽く打ち合わせをしつつ、どちらの曲を使うか、両方の音源を聞いてもらい、どちらを使うか迷っていることを伝える。

すると先生たちもひとしきり悩む。

 

「そうですねえ。確かにこちらのラテン調の曲は本当にかわいい!

We wish you~の方は、最初の部分は一緒に歌えますよね、誰でも知ってるし。知っているといっても、なんとなくそれっぽく歌える感じですけどねえ笑」

 

その言葉を聞いて、ふと前回の英語活動で、2回連続来てくれた参加者が、2回とも同じHello songをかけたところ、お母さんと子供の顔がぱっとかがやき、「あ、この曲知ってるね!」と笑顔を見せてくれたことを思い出していた。

 

そうか、安心できるのか。

 

NYAO先生は決めた。

 

We wish you a merry Christmasにしよう。

 

そのことを幼稚園の先生方に伝えてCDなどの準備をしながら、まだ子NYAOが小さい頃のことを思い出していた。

 

そういえば、自分も子NYAOが小さい頃に英語のリトミックに通っていたが、自分が歌える歌を先生が使ってくれると安心して一緒に歌っていたもんなあ、と。

今回はお母さん方の笑顔と安心を優先しよう!

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そして

まよいその2

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教材を触らせるかどうか。

 

 

昨年から子育て支援センターも様変わりしており、備え付けの絵本や人形などはすべて撤去されていた。遊び道具などおもちゃ類は自分たちの持ち込

(この行を消して、ここに「フリーにはたらく」について書いてください)

みのみとなっていた。

そこで教材も昨年からは一切触らせず、絵本の読み聞かせと用意してきたスライドやアニメーションを大画面で見せる方式をとってきた。しかし、一方通行の英語活動も子供の年齢が低いこともあり、マンネリ化しているような気がして仕方なかったのだ。

 

しかし、だいぶ落ち着いてきたこの状況下であっても、また教材を以前のように使い回すのはいかがなものだろうか。

悩んでいた前日、外に出ようとしたNYAO先生はその外気に寒さにふと思った。「あ、使い捨てカイロもっていこう」

使い捨てカイロ・・・・あ、そうか!使い回さなければいいのだ!そこでNYAO先生は決めた。子供たちの手にふれるものを使い捨てにしよう。

 

そこで今回は手製の紙皿フリスビーのゲームをすることに。

 

「Christmas cards frisbee game」

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  • クリスマスの絵カードを紹介する。
  • 絵カードの発音のリピートをさせる
  • 絵カードを床に広げておく
  • 子供たち一人一人にフリスビーを持たせ、自分のほしいカードの上にフリスビーを投げる。絵カードの上にフリスビーが乗ったら、その絵カードの発音をみんなで一緒に行う。

 

 

ということで、英語活動が始まった。

「Let’s sing “ We wish you a Merry Christmas”!」

と声をかけた瞬間、「わー♪」とお母さんと子供たちから歓声があがり、参加者たちの笑顔が広がった。

 

よかった。この曲にしてよかったんだ。

 

お母さんが安心なら、子供たちも安心する。

みんな大きな声で歌って、楽しそうに踊っていた。

 

そのあと、フリスビーゲームを行う。

 

子供たちの楽しそうなこと。

子供ってこういう単純なゲームが本当に大好き。

 

みんな笑顔で英語の時間が終了。

幼稚園の先生方からも「みんな本当に楽しそうでしたね!」とのお言葉をいただいた。

 

ほんの少しの時間だけれど、おうちにいることが多くなってしまったであろうお母さんと子供たちへの楽しい時間のプレゼントが出来たのであれば、本当にうれしい。

 

ちなみにフリスビーゲームはカードの中身を変えることでいろんな応用が利きますよ!フリスビーの代わりにお手玉でもよいですね!

 

NYAO先生の「はたらく」ことは、自分の好きなことを通して自分も周りもハッピーになることだと思っている。そうすることで、物理的にはフリーではなくても、心はフリーになることはできる。つらいことで自分の心をがんじがらめにすることはないだろう。

もちろん、はたらくことで時につらいこともあるけど、

やっぱり「たのしい」に超したことはない。

自分だけではなく、みんなで楽しくハッピーに。

そんな「フリーにはたらく」を目指したい。

 

今回紹介したゲームも、ぜひいろいろ試してくださいね~!

 

NYAO先生でした!